肌荒れとセラミドの関係

肌荒れは、肌の水分量が少ないことだけが原因ではなく、肌のバリア機能を担っているセラミドや天然保湿成分が洗浄力の強い洗剤や洗顔剤などを使った際に流れ出してしまい、角質細胞が損傷してしまいます。肌荒れを治すためには、セラミドと角質細胞が健全な状態になることがポイントとなるため、セラミドが注目されるようになりました。間違ったスキンケア以外にも加齢や空気の乾燥、生活習慣の乱れなどにより皮脂や角質が傷つくことで、回復が間に合わなくなり次第に不足していき肌荒れを引き起こすことがあります。肌荒れ対策として、利用する場合には、コラーゲンやヒアルロン酸に比べると補給しやすいメリットがあります。

コラーゲンやヒアルロン酸は、外部から補っても真皮層まで届きにくい性質がありますが、セラミドの場合は、肌表面の角質層に存在しているため、外部からのアプローチでも効果が期待できます。ただし、添加物が含まれているタイプのセラミド入り化粧品を使うことでより肌荒れしてしまうことがあります。その場合は、添加物が入っていないタイプに切り替えることです。それでも、反応してしまう場合には、植物性タイプを使用している可能性があります。

米や大豆、小麦のアレルギーを持っている人が植物性タイプを使用することで肌が反応してしまうことがあります。また、石油由来の原料で作られたタイプも反応してしまうことがあるため、人間の組織に近いヒト型のものを選ぶように心がけます。